伝達関数計算のWidgetのAPI解説

この伝達関数Widgetは,このWidget利用者の提供するサイト,ブログの読者が直接,伝達関数計算することができるだけでなく, Javascriptによって当Widgetに対し,パラメータを与えたり変更したり,ボタン等のフォームを間接的にコントロールすることができます. ここでは,伝達関数Widgetに対するJavascriptによる技術的なアプリケーション・インターフェースを解説します.

このページの解説では,HTMLタグ,Javascriptの基本的な知識があることを前提にします.伝達関数Widgetの基本的な使い方はこちらを参照してください
Widget Indexページ

Widget
伝達関数Widget
伝達関数Widgetコードの取得
Javascriptによる伝達関数Widgetの応用(ウェブアプリの作り方)
Widget応用サンプル1
Widget応用サンプル2

Widgetの貼付例
伝達関数Widgetのパラメータ要項
Widget内に設置されているformに対応するJavascriptの変数
Widget内のフォーム 対応する変数 備考
βのテキストボックス document.dform_okawadenshi.p2.value このパラメータは,伝達関数の分子を入力するためのフォームです.このフォームには文字列として "1 0 0 0" のように代入します.また,このパラメータから記入された情報を読みとることもできます.
αのテキストボックス document.dform_okawadenshi.p1.value このパラメータは,伝達関数の分母を入力するためのフォームです.このフォームには文字列として "1 0 111 200000" のように代入します.
Bode diagramのチェックボックス document.dform_okawadenshi.fa1.checked このパラメータによって,チェックボックスのチェックされている状態を変更,または,取得できます.true,falseの値を代入します.
Nyquist diagramのチェックボックス document.dform_okawadenshi.fa2.checked 同上
Pole,Zeroのチェックボックス document.dform_okawadenshi.fa3.checked 同上
Phase marginのチェックボックス document.dform_okawadenshi.fa4.checked 同上
Osccillation analysisのチェックボックス document.dform_okawadenshi.fa5.checked 同上
Step responseのチェックボックス document.dform_okawadenshi.ta1.checked 同上
Impulse responseのチェックボックス document.dform_okawadenshi.ta2.checked 同上
Overshootのチェックボックス document.dform_okawadenshi.ta3.checked 同上
Final value of the step responseのチェックボックス document.dform_okawadenshi.ta4.checked 同上

伝達関数Widgetに対して,伝達関数を与える方法
左サイドバーに貼付のWidgetに対して,伝達関数を設定します.
与える伝達関数:
G(s)= s3
s3+111s+200000

Javascriptのコード
<script type="text/javascript">
<!--
function tfset(){

// α=
document.dform_okawadenshi.p1.value="1 0 111 200000";

// β=
document.dform_okawadenshi.p2.value="1 0 0 0";
}
//-->
</script>
上記のコードでは,document.dform_okawadenshi.p1.value に文字列として α数列(伝達関数の分母)を与え, document.dform_okawadenshi.p2.value に文字列として β数列(伝達関数の分子)を与えています.

ボタンの設置
<input type="button" onclick="tfset()" value="伝達関数Set">

←左のWidgetに値が入ります

伝達関数Widgetに対して,シミュレーション条件を与える(チェックボックスの変更)方法
下の例では,伝達関数Widgetのシミュレーション条件設定されるチェックボックスをすべてチェック状態に変更します.

Javascriptのコード
<script type="text/javascript">
<!--
function cdset(){

// Frequency analysis
document.dform_okawadenshi.fa1.checked = true;
document.dform_okawadenshi.fa2.checked = true;
document.dform_okawadenshi.fa3.checked = true;
document.dform_okawadenshi.fa4.checked = true;
document.dform_okawadenshi.fa5.checked = true;

// Transient analysis
document.dform_okawadenshi.ta1.checked = true;
document.dform_okawadenshi.ta2.checked = true;
document.dform_okawadenshi.ta3.checked = true;
document.dform_okawadenshi.ta4.checked = true;
}
//-->
</script>

ボタンの設置
<input type="button" onclick="cdset()" value="条件Set">

←左のWidgetチェックボックスがすべてチェックされます

伝達関数Widgetに対して,シミュレーション条件を与える(チェックボックスの変更)方法
伝達関数が入力され,シミュレーション条件が入力した状態で,Widget中の[Calculate]ボタンをクリックすればシミュレーションできます. ここでは,そのプロセスについて外部のJavascriptによってコントロールする方法です.
ボタンの設置
<input type="button" onclick="document.dform_okawadenshi.submit()" value=" 計算 ">

←左のWidget [Calculate]がクリックされたのとおなじです


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