伝達関数Widgetは,様々な言語や複数ある日本語のcharsetに対応するため英語による表記をしています.ただし,伝達関数の計算結果のページでは日本語の表記になります.ここではWidgetの英語による表記の日本語訳を示します.
■伝達関数の入力方法
伝達関数の一般式が次式で与えられるとき
Widgetに伝達関数を与えるには,上式のように分母,分子両方が展開された状態から入力します.
仮に,因数分解されて,極,零点を与えるような入力方法は,このWidgetでは対応していません.
Web上のツールですが,こちらをご利用ください.→
伝達関数計算ツール
分母を構成するs
n〜s
0の係数をα
1,α
2・・・α
n+1として数列化します.
同様に分子も構成するs
m〜s
0の係数をβ
1,β
2・・・β
m+1として数列化します.
β=
α=
その上でWidget中の上記に例示するようなβ=あるいはα=で示されるフォーム(テキストボックス)に各数列を入力します.
β=のテキストボックスには,分子のβ数列を入力し,α=のテキストボックスには,分母のα数列を入力します.
たとえば,次のような伝達関数を入力する場合
つぎのように,β
1,β
2・・・およびα
1,α
2・・・の各係数の間をスペースで区切ってフォームに記入します.
β=
α=
ここで分子の入力例のように,[分子] = 1
s3 + 0
s2 + 0
s1 + 0
s0 として
各係数を0を含めてすべて記入します.ここで,桁数の大きい数値を扱う場合次のように指数表記も可能です.
β=
α=
200000を2.0E5としています.2.0e5,2.0E+5,2E5 どれでも可能です.